2013年04月25日
白血病幹細胞を撃退することが可能な化合物を特定

白血病幹細胞
血液のがんとして有名な白血病の原因となっている白血病幹細胞を撃退することが可能な化合物を特定したということがニュースになっていまして、白血病に大変効果があるのではないかと期待されています。
日本の研究グループが、白血病細胞を作り出す主犯的な原因は白血病幹細胞であることを発見し、その白血病幹細胞を抑制するのに効果がある低分子化合物のRK-20449を見つけ出したということです。
このRK-20449を動物実験にて白血病のマウスに投与したところ効果があったということで、何と2ヶ月後にはほぼすべての白血病細胞と白血病幹細胞を死滅させることに成功したということです。
今後はさらに研究を進めて人間でも利用できるように実験することと思われますが、今まで治りづらい病気だと認識されてきた白血病にかなり有効的な治療法が確立されそうです。
医学の進歩は素晴らしく今現在治療が難しいと思われている病気でも、数年後には治療する方法が発見されているということもこの先を大いにありそうですね。
Posted by pose8a2 at 17:07